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第103回目

ペットの食事を見直そう⑦~犬にはNGな食材ってどんなもの?~-2017.6.9更新-

ペットの食事を見直そう⑦
~犬にはNGな食材ってどんなもの?~


食事シリーズ最後は「果物・その他」についてお話します。

●Gな食材
~果物・その他編~

【× ぶどう・レーズン】
危険な果物の代表は、ぶどう(レーズンを含む)です。
犬が一定量のぶどうを食べた場合「ぶどう中毒」を起こしてしまい、最悪の場合は「腎不全」を引き起こし重篤化してしまう恐れがあります。
何が原因でそうなってしまうのかという因果関係はまだ解明されていません。ただ、たまねぎ同様、犬にぶどうを与えてはならないということは今や常識となっています。
犬が食べてしまい害が出るであろう量は、体重1kgに対してぶどうでは32g、レーズンでは11g~20gとされています。
体重5kgの犬であれば、ブドウ1房(約160g)程度を食べると危険な量とされています。
症状が表れだすのは食後2~3時間後で、中毒症状としては、
①激しい嘔吐・下痢
②食欲不振・腹痛・脱水症状
が代表的で、容体が悪化し急性腎不全に陥った場合、体内の水分や電解質のバランスが崩れ、体内にある老廃物(毒素)の排出が困難になります。
死に至った事例も多々報告されているので、誤食させないよう十分な注意が必要な果物です。もし食べてしまった場合は、かかりつけ獣医師に相談し、早急に対応する事が第一です!


【× アボカド】
森のバターと言われるほど栄養満点なアボカド。
そのためサラダなんかで食卓に並ぶことも多くなりました。
ただ、犬にとっては有害な成分が多く含まれているので与えてはなりません。
その成分は「ペルジン」。
犬の胃腸に入ると、下痢や嘔吐の中毒症状を引き起こします。
果肉だけでなく、皮や種にも多く含まれるので要注意!
ただし中毒症状は比較的短期間で回復する傾向にありますから、食べてしまった場合は吐かせられるなら吐かせて、水分はこまめに摂取させましょう。
誤食量によっては獣医師にご相談ください。
※アボカドが入ったドッグフードも販売されていますが、原産地によってはペルジン含有量が少ないものも有り、フードにはそれを使用しているようです。
皮膚トラブルの改善に有効とされているので、フードに配合されたアボカドは安全なものを使用しているとお考えください。ただし異常が現れたらフードの見直しも検討しましょう。


【× キシリトール】
甘味料(糖の代用)として様々な菓子に使用されているキシリトール。
代表的なものではガムでしょう。
単にガムを食べた程度であれば、嘔吐や便から排出される確率が高いでしょうが、キシリトール配合のガムは特に要注意なんです!
犬はキシリトールが体内に入ると、糖と誤解してインスリンを放出し血糖値を下げようとします。
※人はこのような誤作用がありません。
ただ、キシリトールは「糖」ではないため血糖値を上げることをしないので、血糖値だけが下がり、結果「低血糖症」になりやすくなります。
低血糖を起こすと、意識が低下したり、元気が無くなったり、場合によってはけいれん症状も見られます。


これまでにご紹介した危険な食材は間違って口にしないようにする飼い主の責任があります。
万が一、事故が起きた場合は獣医師からの助言を受け、的確に対処しましょう。

 

★これまで94回にわたって連載してきたコラムは、今回が最終回となります。
これからもペットと暮らす素敵な日々をお楽しみください! ご清覧頂き、ありがとうございました!


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山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
E-mail:animal-support@office-kazu.com


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