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第101回目

ペットの食事を見直そう④~トッピングを作ってみよう~-2017.3.10更新-

前回のシリーズ③では、トッピングに必要な基本材料として、
・水分
・肉類(タンパク源)
・野菜類(ビタミン・ミネラル補給)
・その他栄養補強(サプリメント)
をまんべんなく摂取できるメニューを推奨しました。それでは、トッピングを作る時の注意点を踏まえ、実際に作る工程を確認してみましょう。

カンタン、気軽に
トッピングづくり

一から全て手作りのご飯を作るのとは違い、既製のドライフードをベースにトッピングしたご飯を作りますので、細かいカロリー計算など特に必要がありません。
気楽に出来ますので、あとは毎日続ける愛情が有れば良しです。

まずいつものドライフードを用意します。トッピングする時、いつもの量を与えてしまうとカロリー過多になるので、目安は【各メーカー推奨給餌量の3/4】を用意します。
一度計量したらあとはそれを目安に目分量で結構です。
そもそも各メーカーの給餌量は必要カロリーよりも多く摂取させる量を推奨としている場合が多いので、3/4より少なくても問題はないでしょう。

次にトッピングの量ですが、1日2食の場合、1食の目安量は次の通りです。

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体重 1kg……野菜類 5g/肉類 5g/水分 15ml
体重 5kg……野菜類15g/肉類15g/水分 50ml
体重10kg……野菜類25g/肉類25g/水分 90ml
体重20kg……野菜類45g/肉類45g/水分150ml
体重30kg……野菜類60g/肉類60g/水分200ml
体重40kg……野菜類75g/肉類75g/水分250ml

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これを参考に、体重3キログラムの子は野菜類10グラム/肉類10グラム/水分35ミリリットルというふうにおおよその数値を割り出してください。
野菜類は目安量より多少多くなっても構いません。
1日量だけとか、1食量だけを作るのは大変な小型犬の場合は、ある程度まとめて作り、1回分を計量したら小分けにして冷凍保存しておきましょう。

次に食材の大きさですが、犬は肉食に近い雑食性、猫は肉食であるため、ヒトと違い、野菜類の消化吸収が苦手とされているため消化しやすい形にします。
よって肉類は一口サイズ以下に、野菜類はなるべく細かく刻みます。
火を通さない場合はすりおろしたり、ミキサーにかけると理想です。

新鮮な肉類については完全に火を通す(茹でる)のではなく、殺菌目的で半生程度に仕上げます。なるべく酵素を壊さないようにしたいですね。
ただし豚肉の場合はしっかり火を通しましょう。

肉類、野菜類を軽く茹でたものとそのスープを人肌程度(40度前後)に冷まし、ドライフードにかけます。
あまりに熱いものをかけてしまうと、ドライフード内の成分を壊してしまう可能性があります。また、冷凍した物を解凍する時は、レンジで加熱しすぎないように注意しましょう。

最後にドライフードとトッピングはしっかり混ぜて、好きな食材だけ選んで食べないようにさせます。

トッピングは愛犬の様子(下痢や嘔吐などの異常がないか)を見ながら続けてあげましょう。


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山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
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