Loading...
ステップハウス トップ注文住宅岡山の注文住宅ペットの法務相談 > 第34回 災害からペットを守る(1)
第34回目

災害からペットを守る(1)-2011.5.13更新-

東北地方太平洋沖地震から2か月が経過しようとしています。あらためて、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早い復興を願っております。 被災地では今もなお支援が行き届かず不自由な生活を強いられています。連日のように発生する余震により、絶えず不安が付きまとっている状況。 そんな中、被災地では助かったペット共に暮らす人々にも新たな問題も発生しています。「ペットと共に生活する」…今まであたりまえのように送ってきた生活は、避難所では一筋縄ではいかないという問題。「うちの子、こんなにかわいいのに…」。確かに犬猫をはじめとする動物(ペット)が好きな人からすれば納得できるような動物でも、動物が苦手だという人も4人に1人程の割合でおられるのも現状ですので、共同生活の場となると、動物が苦手という方から「うるさい」「臭い」「怖い」などという不満が出ることもしばしば。飼い主さんからすると複雑な悩みだと思います。避難所の家族とは離れ、いつ倒壊するかわからない自宅の二階で愛犬と生活をしている方もいるそうです。決して安全とは言えない環境での生活は不安だらけだと思いますが、家族同然のペットがそばにいてくれるだけでも精神的に違ってくるでしょうね。 避難所でのペット飼養が困難な場合は、行政やボランティアのサポートを受けることが出来ます。被災地から少し離れた地域で営業しているペットショップや動物病院が被災したペットの受け入れをしてくれているそうです。しばしのお別れですが、住環境が整備されればまた一緒に生活ができると思うことで少しでも元気を取り戻して頂ければと思います。動物関係同業者として、善意のボランティア活動をされておられる方に感謝いたします。 次回は続編として、ペットと避難する場合に必要なものは何かを考えてみたいと思います。

ペットの法務相談って何だ!あなたの身近に起きるトラブルを解決!

 ペットの法務相談。皆さんは、この言葉をご存知でしょうか。今回のペットにまつわるお話は、岡山で唯一ペットを専門にした法務相談をされている山中一馬さん(行政書士)にお話を伺いました。

 近年のペット人気の上昇とともに、対ペットショップ・ブリーダー・動物病院、個人間の売買、近隣住民との問題などペットに関するトラブルが相次いでいるとおっしゃる山中さん。こういったトラブルが皆さん自身に起きた時あなたなら、どうしますか? 弁護士に相談する、それも良いでしょう。ただその前に気軽に相談できる相手がいたらどうでしょうか、それが今回の法務相談です。

 行政書士は弁護士とは違い依頼者の代理人として相手方と交渉することはできませんが、トラブル回避のアドバイスや書類作成を通して適切な問題解決のサポートができます。そんな山中さんのもとには、日々ペットトラブルの相談が寄せられているそうです。「購入したペットに先天性の病気が発覚」「インターネットと見た目が違う」「リードが長すぎて道の角から飛び出した犬に驚いて、お年寄りが転倒した」など法務の立場から適切なアドバイスをしてくる頼れる存在、それが法務相談なのです。

山中一馬どうぶつ法務事務所

行政書士/愛玩動物飼養管理士/
動物法務協議会会員

山中一馬どうぶつ法務事務所

岡山市平福2-3-11

ペットトラブル相談・解決、ペットビジネス相談・サポート、各種契約書の作成、セミナーの講師や執筆活動など仕事は多岐にわたる。普段は、倉敷市笹沖にあるドッグハウス「ボーモンド」の店長としても活動中。

ご相談は、HPかメールアドレスへ
HP:http://www.office-kazu.com
(リニューアル中)
E-mail:animal-support@office-kazu.com


記事一覧